食事 編
こんなシーンで活用できます
- むせることがあったり、食欲が少なかったり、食事に介助が必要な方の食事の場面
こんなことはありませんか?
- 車椅子のままで食事している
- 足が浮いていて、背もたれにもたれて食事している
- 利用者さんが良くむせる。誤嚥窒息を防止したい。
- 食事介助が必要な方でも、自分を食べることを大切にしたい。
- エプロンをつけたくない、つけてほしくない
学習する内容
- 人が食べるときに何をしているかを知る
- 自分で食べやすい食事姿勢を理解する
- 食事姿勢の整え方を体感する
- 食事場面での車いすから椅子への移乗を体感し練習する
- 食事が楽しく、おいしくなる準備と工夫を学ぶ
その結果どうなれるのか?
- 人の体の仕組みにのっとった、ご本人の食事姿勢を整えることができる
- ご本人の自分で食べる気持ちと力を引き出せる
- 条件と姿勢を整えることで、服を汚すことなくエプロンを外せる
- 「おいしかったね」と言い合える。
※誤嚥リスクのある人を、ベッド上や寝た姿勢で、どのように食べていただくかという内容ではありません。
排泄 編
こんなシーンで活用できます
- 便座への移乗やズボンなどの上げ下げに介助が必要な方の排泄場面
こんなことはありませんか?
- 寝たままオムツ交換が大変。
- トイレでの移乗介助が負担で辛い。
- 「トイレに行きたい」と言われるとスルーしたくなる
- トイレ介助を、お互いにもっと楽にやりたい。
- ご本人に「あーすっきりした」と思ってほしい
- 便秘の人、下剤に頼ってばかり
学習する内容
- • 人の排泄の体のしくみを理解する
- 排泄に必要な3つの力を学び活かす
- 排泄介護の特性「とき、場所、人」
- 「すっきり排泄」に適したトイレの環境を学ぶ
- 便座への移乗やズボン等の上げ下げなど一連の排泄介護技術を体感し練習する。
その結果どうなれるのか?
- なぜねたまま排泄がダメなのかがわかる
- ご本人の力を引き出し、スタッフにも負担の少ないトイレ介助を理解できる
- 「すっきりした排泄」を実現でき、利用者さんや他スタッフと喜び合える
- 下剤の減少、もしくは使用がなくなるプロセスを理解できる
- オムツから紙パンツに、紙パンツから布パンツにつながるきっかけになる
- 2人介助の場面につながる
※寝たままオムツ交換する方法や陰部洗浄の方法、オムツの選び方といった内容ではありません。
ベッド 編
こんなシーンで活用できます
- 居室の環境整備
- 起き上がりの介助
- ベッドと車いす・ポータブルトイレの移乗の介助
こんなことはありませんか?
- 居室の環境がこれでいいのか自信がない。
- 起き上がりの介助が重い、難しい、ご利用者が痛いと言われる。
- ベッドに座っても傾いてしまうのでこわい
- ベッドと車いすなどの介助が難しい、つらい。ご利用者が痛いと言われる。
- 起き上がりや移乗の介助が苦手
学習する内容
- ベッド周囲の環境整備の基本とその理由(ベッド、手すり、マットレス、車いすなど)
- 起き上がりの前に必ず必要な2つのこと
- 起き上がり介助は3動作で!
- 安定していて安全な座位姿勢の確認のポイント
- 移乗介助の前に不可欠な1つの動作
- 起き上がりとベッドサイドでの移乗の介助の体感と練習
その結果どうなれるのか?
- 情報をもとに居室の環境を整えることができ、見直しもできる
- 起き上がりの前の準備ができる→ご本人は力が出せ介助者は楽に起きて座ることができる
- 離床介助や臥床介助など居室にいくのが楽しくなる
- 2人介助の起き上がりや移乗介助につながる